キャリアを選べるのは“奇跡”だった!?職業選択の自由の話
【職業選択の自由】って、いつから当たり前になったんだっけ?
自分に向いてる仕事ってなんだろう?」
「やりたいことが分からない…」
そんなふうに悩むことって、今は当たり前のようにあるけど——
実はそれって、「たった100年前までは“問いにすらならなかった」って知ってた?

えっ!?仕事って、昔から自由に選べてたんじゃないの!?
昔は「職業=生まれ」で決まってた
たとえば、農家の家に生まれたら農業。
武士の家に生まれたら武士。
商人の家に生まれたら、当然商人。
自分の性格も、興味も、夢も関係なし。
「生まれ」で一生の職業が決まってた時代が、ず〜っと続いてたの。

つまり、“仕事を選ぶ”なんて、めちゃくちゃ最近の概念ってこと!

うそ〜〜そんな世界、想像もできない…!
変化が起きたのは産業革命!
社会がガラッと変わったのが、19世紀の産業革命。
機械化が進み、工場労働などの新しい仕事が増えて、
「家柄」より「スキル」や「能力」で働く時代にシフト。
そうしてようやく、“職業を自分で選ぶ”という自由が生まれたんだよね。

でも自由になったらなったで、“どうやって選ぶの?”ってなるよね?

う!そこで登場したのが今回の主役、パーソンズ♡
🎩フランク・パーソンズって誰?
1900年代初頭のアメリカで活躍した、社会改革家・教育者。
世界で初めて「職業選択には“理論”が必要だ!」と提唱した人。
彼が考えたのが、現代のキャリアカウンセリングの原型とされる👇
パーソンズの職業選択3ステップ
- 自己理解
自分の能力・興味・価値観・性格を知る - 職業理解
世の中の仕事の特徴や必要なスキルを知る - マッチング(適合)
自分と職業を照らし合わせて、合う仕事を選ぶ

要するに“分析してマッチさせよう”っていう、めっちゃロジカルなアプローチ!

今の“自己分析”のルーツって、ここから来てたんだね〜
パーソンズの前提にあったのは「差異心理学」
人はみんな違うし、その違いは“測れる”し、活かせる」
この思想がベースにあって、
「自分に合った仕事は“科学的に”選べる!」という発想が生まれたの。

え、それめちゃくちゃ今っぽい考え方じゃん!

でしょ?でも当時は革新的だったのよ♡
だからこそ、私たちができること
「向いてる仕事って何?」って考えることそのものが、
実は “自由に選べる時代”に生きてる証拠なんだよね。
- 自分はどんなときにワクワクする?
- どんな環境だと力が発揮できる?
- どんな価値観が大事?
- どんな仕事を通じて、どんな人生を創りたい?

キャリアの答えは、“外”じゃなく“自分の中”にあるの♡

マジで自己理解、大事すぎるじゃん!
ゆこりん的まとめ♡
- パーソンズは、“選べる時代”を生きる私たちの原点
- 自己理解 × 職業理解 × マッチングがキャリア選択の基本
- 仕事は“与えられる”ものじゃなく、“選ぶ”もの
- あなたの“違い”こそが武器になる♡
次回予告♡
でもね…
「人のキャリアって、一発で決まるものじゃない」っていう
**“成長プロセスそのものを重視した理論”**が、後の時代に登場するの。
次回はその続き!
“キャリアは育つもの”という視点をくれたギンズバーグ理論についてお届けするよ♡