キャリア選びに“成長のステップ”があるって知ってた?職業的発達理論の話
「将来やりたいことが分からない」
「ずっと同じ夢じゃなくていいのかな?」
そんなふうにモヤモヤしたこと、あるよね?
でも実はそれって、あなただけじゃない。
人はそもそも、“一発で正解のキャリアにたどり着くようにはできてない”んだよ。

え、それ言ってくれると安心するぅ…!ブレる自分に罪悪感あった…

むしろ“ブレるのが前提”って考え方があるの!
それを理論にしたのが、ギンズバーグ!
🧠 ギンズバーグ理論(Ginzberg’s Career Development Theory)は、
1950年代にアメリカの心理学者ギンズバーグたちが提唱した、
「キャリアは成長とともに変化していく」っていう考え方。
ギンズバーグ理論は3段階でキャリアを捉えるよ👇
① 空想期(Fantasy stage:〜11歳くらい)
「お花屋さんになりたい!」「宇宙飛行士になる!」
→ 現実とか関係なく、夢を自由に語る時期。
② 試行期(Tentative stage:12〜17歳くらい)
「人と話すの好きだけど、営業は無理かも…」
「理系好きだけど、研究は向いてない?」
→ 興味や能力を試行錯誤しながら、自分に合う選択を模索する時期。
③ 現実期(Realistic stage:17歳〜)
「この進学先、私の将来にどうつながる?」
「就職どうする?転職どうする?」
→ 実際の職業や環境を調べながら、現実的に選択・行動していく段階。

わ〜私まだ試行期でぐるぐるしてたわ…

それが自然なんだよ♡“今どの段階か”を知ってるだけで全然違うから
パーソンズとの違いも知っておこう!
| 理論家 | 時代 | キーワード | 特徴 |
|---|---|---|---|
| パーソンズ | 1900年代初頭 | 自己理解×職業理解×マッチング | 職業選択は“分析と合理性”で決めるもの |
| ギンズバーグ | 1950年代 | キャリアの発達段階 | キャリアは“時間をかけて育つ”もの |
ギンズバーグ理論って今にも超通じる!
- 夢が変わるのは「成長してる証拠」
- 正解にたどり着くより「試してみる」ことが大事
- 今モヤモヤしてるのは、“今の段階”として自然なこと!

変わる自分を責めるんじゃなくて、認めていいんだ…!

そう!キャリアは“育っていくプロセス”だよ
やさキャリ的まとめ♡
- キャリアは“選ぶ”ものでもあり、“育つ”ものでもある
- 自己分析+時間軸の視点がカギ!
- 迷うのはプロセス、焦らず今の自分にOKを出していこう♡
次回予告
キャリアって、実は「人生全体」で育っていくものなんだって。
次回は、“キャリアは一生かけて変化する”って教えてくれた
ドナルド・スーパー理論を紹介するよ!
「今の自分で大丈夫?」って不安になったことがある人、絶対読んでね!
